どうして心配してしまうのか

娘の帰省が終わると

決まって、私は心にポカンと穴が空きます。

娘が家を出てから1年半経つので「ああ、これは毎回のことなんだな」と今は受け入れ態勢が少し出来ました。

それでも、けっこう私には影響があって

今回は特に娘の行く末が心配でたまらなくなってしまい

けっこう大きな不安に支配されてしました。

そういうのは伝染するというか

私自身がそういうモードに切り替わってしまうようで

息子の行く末も

私の行く末も

私たち夫婦の老後も

ぜ~~~~んぶが心配でたまらなくなってしまいました。

時々ブログでも書いているのだけど

「心配するのは信頼してないから」

という考えが今の私のベースにあって、そういう時は

「子どもを心底信頼する」ということがとても大事で

そうすることを選んだ「自分を信頼しよう」と伝えてきました。


そんな私だから

「あんなことを書きながらこんなに心配して、不安でいっぱいになってしまうなんて・・・」ってね

あまりの不安具合に自分でも驚いていて

でも、そう簡単には止まらなくて・・・


娘に専門学校を勧めた事を後悔しはじめたり

息子にもっともっと勉強を教えることをすればよかったと後悔しはじめたり


私がやってきたことは間違いだったのかもしれない

まだまだできる事があったのかもしれない

こんなお母さんでごめんなさい


って泣きたくなってしまってね・・・・・


そんなとき

「短大を出て、大企業に就職して、結婚しなさい」


と私に言っていた父の言葉が浮かんできたのです


それに反発心を抱いていた私は

自分の子どもにはそういうことを一切言ってこなかったから

それはよくなかったのかもしれない・・・・・・

父が正しかったのかもしれない・・・・・

私が素直じゃなかったせいで、子どもたちの未来を不安定にさせてしまったのかもしれない・・・


そんなことまで思い始めていました。


だけどね

やっぱりね

わたしは、そのときそのとき一生懸命だったし

彼らの気持ちを大切に向き合ってきてたし

そのことを経て自分も大切にできるようになってきてたし・・


そんな思いも出てきてね・・・・



でね、そこまで来て「はっ」としたの。


ああ、父は安心したかったんだ・・・と。


私たちの未来が安泰な方向へ向かっている様子を見ることで「自分が」安心したかったんだ・・・と。


子どもを育てると親の気持ちが分かるって言うけど


わたし、それをこれほど強く実感したのはこれが初めてだと思う。


私も「自分が」安心したいんだよね


彼女・彼の未来が安泰だという確信を持ちたいんだよね。

そしたら心配せずに済むから・・・・・・


そういう意味で、私も父と同じだと思いました・・・・・


というか、あの頃の父の気持ちがやっとわかりました・・・・・



もし、今同じように子どもの事を心配しているお母さんがいたら


みんな同じだということを思い出してほしい


今、安泰そうに見えてもどうなるか分からないし

今、危なっかしく見えてもこのままとは限らない


親は心配したくなくて子どもにあれこれ言ったり期待したりしてしまうけど

「大丈夫だ」と「わたし」が安心することの方が

はるかに幸せに近い


心配と不安の渦に巻かれてしまった私がいうのもなんだけど

自分も子どもも大丈夫


根拠がなくてもそう思うことが一番強力な魔法だと思うよ♡





















〜あなたがととのうひとときを〜カウンセラー・ソウルコーチ メグ

0コメント

  • 1000 / 1000